出会い ワーク

小学校6年生向けの学習指導案+ワーク例

2016年2月25日、奈良県の小学校6年生に授業をしてきました。

担当の先生が、事前学習をにしっかりとしていて、非常に勉強になりました。
これから小学生向けに授業をしようと思っている、という方にも参考となると思うので、資料の共有をお願いしたところ快く送っていただきました。
(※一部のデータは、個人を特定できないように変更しています。)

学習指導案(画像をクリックすると、Google driveからダウンロード可能です)
道徳学習指導案

ポイントは、先生自身の経験をもとに資料を作成しているところでしょうか。
一緒に過ごすことの多い担任の先生のエピソードだからこそ、子どもたちにも身近に感じられるのだと思います。
先生の経験をもとに作成されたワーク(画像をクリックすると、Google driveからダウンロード可能です)
出会い ワーク
 
 

生徒の感想が秀逸だったので、紹介したいと思います。

私がこの学習でもう一つ興味を持ったのは「言葉」です。
言葉は、あるときは人を傷つけたり悲しませたり、あるときは人を嬉しい気持ちにできたり、笑顔にしたり、たくさん心がつまっていると思います。そこで、辞書で「性」と「普通」を調べました。
「性」は男女のくべつと書いてありました。でも私は違うと思います。この文を見て、人が傷つくことがあるんじゃないかと思います。性は2つじゃない一人一人違うと考えるだけで見える世界は一しゅんで変わります。
次に「普通」はほかと比べてとくに変わっていないことと書いてありました。でも、一人一人自分にとっての普通は違うし、考え方も全然違います。だから、性的マイノリティーは普通じゃないという考え方は絶対したくありません。これから、私はもっともっと世界中が幸せで笑顔の花が満開になるよう信頼の芽が出るように頑張ります。

辞書を引き、辞書の中身をも精査できる能力。辞書に対し『違うんじゃないか?』と論理的に自分の意見を書ける能力。
そして、指導した先生の意図を(おそらく完璧に)理解したうえで、自分なりの、”普通”に対する考えを再考し、それを文章にする能力。
すごい生徒だなぁ、と只々関心するばかりでした。
実は、この生徒の感想は、僕らが出前授業に行く前、つまり事前学習の時点での感想です。
僕らの話を聞いて、僕らの日常の話や、つらかった過去や、それを乗り越えた今を聞いて、何か感じることがあったら嬉しいな、と思います。

もちろん、学校へ講演に行った際には、そういう子ばかりではないですが…
僕が、講演に行って感じるのは、
小学生 < 中学生 < 高校生 < 保護者 < 先生
と年齢を重ねるほど、ロジックでは理解できても、自分の中にある嫌悪感や抵抗感は払しょくできない人が多くなります。
「小学校からLGBTの授業って早くない?」と聞かれることもありますが、
「大人になってから、LGBTのことをはじめて知って、自分の”普通”で、それまでたくさん人を傷つける方が、最悪じゃない?」と僕は、そう思います。

「あなたの普通は、僕の普通と違う。普通ってなんだろうね」
多様な性に考えるということは、それぞれの”普通”を知って、楽しんでいく生きていく作業なのかもしれません。

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鳥取市で「多様な性」についての講演をしました。

鳥取市男女共同参画センター主催の市民向け講座で、「多様な性」についての講演をしてきました。

地元の新聞の取材と、ローカルTV局の取材がきました。
記事はこちらから…LGBTって何? 当事者が鳥取で講演(2016年2月22日)

20代からおそらく70代ぐらいの方まで、40名近くの方がいらしていました。
いつもとは違うワークを行ったので、反応はどうだろうか、と思っていたのですが、大阪とは違う地方ならではのLGBTの課題を出していただき、非常に勉強になりました。
(講演の写真は、あとで送ってもらうことになっているので、今は、ないです。講演前後の写真だけだとグルメ旅行みたいになってしまうのですが、何もないよりマシかな、と思いまして。ちなみに日帰りで行ってきたので、ほとんど遊べておりません。笑)

  
<講演後思ったこと>
大阪や東京などの首都圏のカミングアウトしているある種の”エリート”なLGBT。僕ら都会のLGBTの一部は、カミングアウトを家族にもしていて、友達にもしていて、職場でもしていて、そうして社会を変えていこうとしています。
そうして、自分らしく隠すことなく生きていくことに成功しているわけですが、でも、それをすること、できることがLGBTにとって幸せで、それができないLGBTを二流のLGBTである、などというような風潮がありはしないか?とちょっと考えていました。
 
今回、鳥取に行き、都会がもっと引っ張っていかなければならないと思いました。
地方の濃密な人間関係の中で、ゲイカップルだとカミングアウトして暮らすことは実質的にかなり難しいでしょう。
地方には地方のやり方がある。
都会のLGBTの論理を地方に押し付けてはいけない。
 
今日聞きにきてくださっている参加者にも当事者はたくさんいたと思います。
今日、聞きに来たかったけれど、いろんな事情で聞きに来れなかった当事者の人もいたでしょう。
もうちょっと待っててね、と。
大阪から、都会からできることをしなくてはいけないなぁと思いました。それが、都会に住むゲイの責任だと思います。
 
カミングアウトは、できる人がやればいい。
地方では無理せずに、少しずつ仲間を増やしていけばいい。
それでいいんだよ、とそういうメッセージをもっと送らないといけなかったな、と一人反省会を帰りのバスでしていました。
(講演しているときは、そこまで考えがまとまらなかった)

にじいろらいとでは、わかりやすい講演を心がけています。
講演についての依頼も随時受け付けておりますので、お問い合わせくださいませ。
講演については、こちら(講演依頼)をご覧ください。    

 
鳥取県は、手話言語条例が全国ではじめて条例化された県。
この日も、聴覚障害の方がいらしていたので、手話通訳がつくことになりました。
小さい県だからこそ、もっとダイナミックに施策をやっていける、そんなポテンシャルのある県だと感じました。
今度は、プライベートで、ぜひ訪れてみたいです。
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和泉市立富秋中学校でLGBT教員研修をしてきました。

2014年11月29日、和泉市立富秋中学校で、LGBT教員研修をしてきました。
富秋中学校は、北信太と信太山という駅の中間ぐらいにある中学校。

何回かLGBT研修はしていますとのこと。
聞いてみると、土肥いつきさんや、こうぶんこうぞうさんなどなど…
過去に、LGBT関係の研修を積極的に行っている学校でした。
「でも、実行まではなかなかね…」とのこと。
実際にどうしたらいいか、という一歩踏み出すことのできる研修になればいいなと思いました。

今回ははじめて、ゲイカップルとしての講演。
僕らにとっては、なんてことがないのですが…
(それに僕らの周りにとっても、すでになんてことなくなってきていると思う。麻痺してますよねー^^)
結構、インパクトがあったみたいです。
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研修は、1.5hでしたが…
左利きの話から入りました。
「左利きの人が困ることはなんでしょうか?思いつく限りあげてみてくださいね!」という質問。
そのあと、実際に左利きの人に前に出てきていただき、困ることをあげてもらいました。
やはり、右利きの人より、左利き当事者の方が、多く困ることをあげることができていました。

[左利きの人が困ること]
・自動改札機
・野球のグローブ
・レードル(調理器具)
・急須
・缶切り
・レストランの席
・ドアの鍵、冷蔵庫のドア …などなど

みなさんは思いつきましたか?
左利きの人はこんなことで困ります!と上の一覧を出すと、「あー、なるほど、確かに困りそうだよねー」と声があがっていました。
左利き用のグッズが出てきたり、社会が左利きでもいいやんとなってきていて…
まずは困ることを知ること → そして、何かすること(左利き用グッズが出てくるとかね)によって、変わってきますよね、というお話しをしました。
矯正するのではなく、社会が左利きフレンドリーになれば、矯正する必要もなく、左利きの人が無理をする必要もなくなりますよね、生きやすくなりますよね、という風に。
そして左利きの割合は、同性愛者と同じぐらいなんですよー、というお決まりのネタでイントロダクションを終えました^^

さて…
そんな流れで、LGBTってどんな人でしょうか?
という基礎を説明しました。
そのあとですね…

学校内で、LGBTが困っていることはなんでしょう?
と個人で付箋に書きだしてもらい、グループワークで、まとめていただきました。
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(男女別になっているところを中心にわけたグループ)

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(ことばやメンタルでわけたグループ)

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やはり、一番出てきたのは、トイレ。
どうしても、学校生活の中で見えやすいトランスジェンダーの問題=LGBT共通の問題だと思ってしまいがちです。
LGBTをすべてごっちゃにして考えてしまうんですよね。
一つのグループだけ、LGBとTは抱えている問題が違うよね!と発見してくれ、全員と共有できたのがよかったです。
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(まとめ方が独創的です^^マトリックスにしていました。)

ほかにも、LGBTのいろんな話を、しましたが…
どちらかというとトランスジェンダーよりは、個人的な経験を含め、同性愛の子の中学時代のメンタルの問題を重点的に説明しました。
(トランスジェンダーの子の抱える課題については、みんな多かれ少なかれ気付いていたので)
今回の研修は、どちらかというと一方的に教えるのではなく、基礎のある先生がいたので、その先生に若手の方をリードしていただいたような形でした。

先生の一人から、Lineを教えていただいたり、
もっていった、にじいろたわしを、職員室においてくださることになったり(にじいろたわしはこちらで買えます。笑)
と素敵な先生方ばかりでした。

最後に…
Twitterで「富秋中学校に行ってきました^^」と、呟いたところ、
「私の出身校です!LGBT研修をしているなんて嬉しいですね!」といったようなメッセージをいただきました。
20人や30人に1人います!と理屈ではわかっていても、なかなか、先生方にとっては、実際に腑に落ちないところはあるのではないかなと思います。
でも、やっぱり、いるんですよね。
無視しようが、無視しまいがいるんです。

[先生方からの質問*]
Q.ゲイは、みてわかるものですか?
A.典型的なゲイはいます。髭をはやして、短パンタンクトップで…といったいでたち…。笑 でも、そうじゃない人もたくさんいます。結婚しているゲイの人もいます。

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小学生向けにLGBT講演をしてきました。

11月25日(火)高石市の某小学校に行ってきました。

小学校、低学年・中学年・高学年の3つにわけてのLGBTの授業。
緊張しましたー。
1時間目が、高学年(5・6年生)
2時間目が、中学年(3・4年生)
3時間目が、低学年(1・2年生)
でした。

はじはたさん、やなぎの2名で行ってきました。
このまえ、同小学校で、教員研修をして、その流れの中で、今度は子どもたちへ…
という話になったのでした。
すごく積極的に取り組みをしてくださる小学校です。
トランスジェンダーの子は、トイレが使えなくて、我慢したりすることも…
という話をしたら、生徒は入れないようになっていた障害者用トイレをみんなのトイレにさっそく変えてくれた、学校です。
みんなのトイレは1つだけですが、それでもできることを、と積極的にしてくれる姿勢が嬉しいですね。

こちらが最寄り駅。
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(これ以外、またもや写真を撮ってきませんでした。泣 わちゃわちゃしておりまして。)
当日は、あいにくの雨。
「さっそくですが、この写真の中で付き合っている人がいます。誰と誰がカップルでしょうかー?」
というクイズ形式ではじめました。
使った写真は、僕、僕の彼氏、はじはたさん、レズビアンカップルの東小雪さんとひろこさんのもの。
みんな積極的に手をあげてくれます。
「なんで、そう思ったん?」
と理由を聞いてみると…
「なんとなくー」と。
男同士、女同士の答えを発表すると、「えー」っとびっくりした声があがりました。
ついでに、ゲイカップルが、どんな生活をしているのか(汚い自宅の公開です。泣)、なんかを説明しました。
あまりにふつうで面白みがないんですが、まぁ、面白みがないというのが、学びでもあるかな、と。

そのあとは、生物の話へ。
全学年で生物の話は取り入れました。
まだ、好きだとか付き合う、性欲…
そんな話は、わかりにくいので…生物の話にすると身近な話題として興味をもってもらえるかなというのが狙いです。
おもしろい性の話をしたいね、ということで…

カクレクマノミ(ファインディング・ニモで一躍、乱獲されてしまいましたね…・_・;)のお話しをしました。
カクレクマノミは、群の中で一番大きいものが、メス、次に大きいものが、オスになるのです。
あとは、生殖には参加しません。
メスが死んでしまったら、オスがメスになり、その次に大きいのが、オスになるのです。
性転換するお魚です。

他にも…
この時期、美味しくなってきた牡蠣。
ふふふ。
牡蠣は、繁殖期ごとに性別が変わります。
栄養をたくさんとれたら、メスに。そうでなかったらオスになるそう。
おいしいものをたくさん食べられなかった方がオスになるなんて、なんだか気の毒ですねぇ。
ちなみに、僕らが食べている牡蠣はどっちだろ?と思ったら、どうやら、繁殖期ではないので、中間性的なものになっているそうです。

という感じで、生物のふしぎな性のお話しをしました。(1、2年生は、誰と誰が付き合っているでしょうかクイズはしませんでした。)

一番、反応がよかったのが、1・2年生。
「えー、うそー?」とほんとにいい反応をしてくれていました。

そのあとは、じゃぁ、人間はどうなんだろうね?という話。
男と女でスパッとわかれちゃうように思えるけれど、実はそうじゃないんだよ、と説明しました。
ぼくらが、ついついひっかかってしまう、”ふつう”、”あたりまえ”。
子どもたちは、やすやすとそんな常識を飛び越えてしまえて、すごいです。

女の子になりたい男の子。
男の子になりたい女の子。
男の子を好きになる男の子。
女の子を好きになる女の子。
男の子も女の子も好きになる子。
人を好きにならない子。
いろいろあっていいし、どれも、すばらしいことだよ、というメッセージが伝わったでっしょうか。

途中、「男の子で男の子が好きなのは、変なことかな?」
と聞いてみると、「ぜんぜん、いけるよ☆」と言ってくれた子がいました。
いけるって何よ?いけるって?と思いながらも、嬉しかったですね。

僕自身、中学・高校・大学とずっと悩んできたからこそ、小学校のうちに聞いておきたかったメッセージ。
今日、授業をした600人弱の生徒の中にも、必ず、LGBTはいることでしょう。
将来、彼らが、「あー、あのとき、授業を聞いていてよかったなぁ」と思えたらすばらしいことですよね。
「ゲイの人に直接、会ったことがある。案外ふつうの格好をしていた。堂々と自分の話をしていた」
大して記憶に残っていなくても、それだけで、救われるものです。
LGBTじゃない生徒だって、「知らないうちに傷つけているところだった」と気付いてくれるかも知れません。
あるいは、ありがたみさえ感じず、すくすく育ってくれるのが一番よいのかもしれません。

何年後にその効果が出てくるかわからないからこそ、僕らは一生懸命にできることをやるしかないんですよね。

1年生・2年生への授業ができたこともすごく画期的でした。
小学生向けの講演は、保護者の方から、「早すぎる!」という苦情なんかも出てくることが多いですが、
ぜひそういう保護者の方に、見に来てほしいですね。
いろんな勘違いがあるのだと思います。
でも…
「自分の子どもがもしLGBTだったら。」
あるいは、
「自分の子どもが、他人を知らず知らずのうちに傷つけているかもしれない。」
そんな可能性を考えたら、こういった授業の価値をわかっていただけるのではないかな、と思います。
今回も、雨の中、保護者の方が1名見に来られていましたが、
「親がこういうのを見てほしいよね!」
と終わったあとにおっしゃっていました、ほんとそう。

大体の性的マイノリティーの親が、異性愛者で性的マジョリティー。
親の影響は大きいので、親にも聞いてもらえるような機会を作りたいですね。

少しずつ先生方も、できることをしてくれています。
学級通信で、今日のこと書いてもいいですか?と言って頂いたりね…
そういう先生の一つ一つの小さな行動が、親を変えていくのだと思います。
LGBTの取り組みは、目に見えない成果しか出ません。
でも、だからこそ、やらなきゃならないんですよね。

高学年のみならず、低学年への取り組みは、先進的だと思います。
今回も、マツコ・デラックスさんや、はるな愛さんの知名度は、抜群に高かったし、オカマやホモという言葉を知っている低学年の子もたくさんいます。
早すぎることなんてないな、と実感した1日でした。
低学年への多様な性の授業。
この流れをいろんなところへは派生させていきたいですね!

守口人権教で講演してきました。

11月21日(金)守口人権教で講演に行ってきました。
(バタバタしていて写真を撮り忘れました。泣)
参加者は、守口市内の小中高の教員50名程度。

1時間程度という短い時間でしたが、どうだったでしょう?
1.5時間ぐらいあると、ワークショップを取り入れたり、もっと深い内容がお話しできるのですけどね。
ちょっと駆け足な1時間でした。

導入編と実践編や…
LEVEL1.2.3など…
そういうカリキュラム的なものを作成してしまった方がよいのかも知れないなぁ、とは思いつつ…
いまだに、各講演ごとに、PPTを作り変えている栁です。泣
行くメンバーによって、話す内容が変わるので(同性愛寄りや、トランス寄りなど…)難しいですよね。
LGBTのことが「わかった♪」から、実践「できる!」になるまでは、もう一歩、理解を深めなければならないような気がします。
短い時間でできることは、教員の方々に、少しでも興味をもってもらって、「あー、自分でも、勉強してみよう」と思っていただくことかな、と。

今回は、ゲイ2人だったので、トランスの話はあまりできず(基礎的な部分は話しますけれども)ゲイについての話がメイン。
もっとこう、ゲイ生活のおもしろいところなんかもお話ししたかったのですけれども、やっぱりお勉強になってしまいました。笑
参加していただいている教員の方自身が楽しんで、かつ、子どもにも教えられるぐらいの知識をごく自然に身につけていただけたらいいなと。
そういう講演になるように精進してまいります^^

[先生からの質問で答えられなかったもの]
Q.ついつい、音読のときなど、「男女でわかれて~!」と言ってしまうのですが、やめた方がよいでしょうか?
A. 見かけは(カラダは)男の子でも、その子の中では、女の子だと思っている場合がありますし、逆もあります。また、男女に区別されたくない子もいます。
 他の分け方が無難です。名前順で分ける、座席でわける、掃除当番でわけるなど、半分に分けるやり方はいろいろあると思います。

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台湾のゲイパレード(台湾同志遊行2014)に参加してきました。

にじいろらいとのメンバーで、台湾ゲイパレードに行ってきました。
その様子を、写真を交えて、レポートしたいと思います。
台湾のゲイパレードは、アジアの中では規模が最大。
なんと、2013年度は、6万人が参加しているんです。

今回は、事前に(前日に)、ポスターを作成。
「私たちは日本(大阪)からきましたー。一緒に写真を撮りませんか?ちょっとしたプレゼントをあげますー!」という中国語を書いています。
間違っていないかドキドキです。
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用意したのは、にじいろ缶バッチ40個と、ポストカード100枚。
普段は150円と100円でそれぞれ販売しています…
(缶バッチは、にじいろらいとshopでも、買えますよん♪)
が、ここは台湾。
台湾のイケメンといろんな人と仲良くなりたいので、プレゼントで釣る作戦です、ふふふ。
余ったらいやだなぁ、と思いつつ、せっかくなので、大量に持っていきました^^

まずですね、僕は、台北ではない都市に行っていたので、11時ごろに台北に到着。
金曜日の台北はホテルの値段が軒並み高いので当日入りしました。
チェックインの時間はまだなのだけどお願いして、部屋を貸してもらい、ホテルで浴衣に着替えました。
こんな感じ。
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なんか、似合わなすぎて温泉で着る浴衣みたいです。
道具をもって、いざ、出発!

今回は、僕の彼氏と、にじいろ缶バッチのデザインを担当してくれた友達(もすくん)とその友達と一緒に参加する予定だったのですが…
彼らは、当日の朝の便で、日本から向かうということで、ホテルで待ち合わせ。
ところが…
もすくんから、
「やなぐ、乗れなかったの…」
というLINEが。
しかも、詳しく聞いてみると、なんと、国内線と同じ感覚で向かって無理だと言われたそう…。
おいおい、そりゃ無理でしょ・_・
ちなみに、彼は再度急いでチケットを購入して、25日(土)の夜、パレードが終わってから到着しました。

13:00前に到着したときには、大量の人!
もうね、会場に着く前から、歩く人の雰囲気がクィアな感じになってきているのです。
(※クィアは、オカマとか、変態とか、LGBTな人々のことを指すポジティブな用語です。)
台湾中、世界中からたくさんの人が集まってきています。
去年の参加者は、6万人だとか。

いざ、パレード開始。
台北のパレードは、規模が大きいためか、北路線と南路線に分かれて歩くよう。
僕らは…
というと、よくわからないので、とりあえず、適当に歩いてみようか、ということにしました。
「COME TO TOKYO!」
と書かれた東京のフロート。
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東京の人がたくさんいました。
でも、東京だけじゃなくて、大阪にもきてねー♪笑

予想を上回り、プレゼント効果は絶大でしてー、あっと言う間に40個用意した缶バッチはなくなってしまいました。
いちいち、HPにあげていいですか?と最初は聞いていたのですが、最後の方は適当になってしまいまして…

でも、みんなに見て欲しいので、
確か、この人は大丈夫だったと思う…
これぐらい派手な格好して写真OKだったからこれはいいでしょ、というのをアップしますね…
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若い子もたくさん参加していました。
当事者じゃなくても、お祭り気分で気楽に参加できる雰囲気があって、いいなと思いました。

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ちなみに、台湾のゲイパレードではみんな写真をバシャバシャ撮っているし、写真がほんとにNGな人は自分でサングラスなどをして自衛していることが多いです。
かといってみんなに、カムアウトしているの?と聞くとそうでもないことも多くて…
バレたらばれたでいいか・_・
ぐらいなのかしら…
日本では、パレードの写真を撮るときに非常に神経を使いますし、背景にうつる人もダメだ…となるので、写真撮るのが面倒で、僕も撮ってないんですよね。
でも、そういうちょっとした積み重ねで、パレードの存在が広まったり広まらなかったりするんだろうな、と思った次第でした。

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宣伝もセクシー。

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同性婚(平等婚)の活動をされてる方。

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写真を撮りながら、だらだら歩くこと、2時間半ほど。
全部歩くのは、結構な覚悟がいる距離ですね^^;

「私たちも、大阪からきたんですー。」
「日本人です、がんばってくださいね!」
といってきてくれる方も多数。

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ほんとは、150人近くと写真を撮ったのですが、一部だけ公開しています。

ちなみに、今回のゲイパレードの参加は、6万5000人だとか。
だんだん、規模が大きくなる台湾のパレード。
さて、来年はどうなるのでしょうね。

後日、台湾人の友人から聞いた話なのですが、同性愛に寛容だと言われる台湾でも、同性愛に反対するグループもいるそうです。
しかも、それが金持ちだから厄介。
「パレードそのものを18禁みたいに年齢制限した方がいいんじゃないか!」
言ってきたりするそうです。
そんなこんなで、逆にみんながパレードに行かなくちゃ!となっている、とのこと。
がんばってほしいですね!

来年のパレードを楽しむためのポイントです。
1.計画は早めに!
 開催当日のホテルは、埋まるのが非常に早かったです。高いホテルしか残らない可能性があるので、ホテルは早くおさえましょう!
 開催日は早くから決まるので、航空券も早めにおさえましょう!
 関西からなら、Peach、関東なら、バニラなど、格安空港もありますしね!
2.ちょっとしたアピールを!
 日本からきたよー、プレゼントあげるよー、というちょっとした準備で、たくさんの人が話しかけてきてくれました。
 台湾の人の中に、混じってしまうと日本人であることがわからないので、衣装で工夫をするといいかも。
 日本の人の中には、浴衣や、甚平の人もたくさんいました。
 きっかけを作るときっとイケメンの友達もできますよ・v・
 個人的に、来年はアニメのコスプレしてみたいです、誰か手伝って^^笑
3.写真を撮られたくない人は、自衛を!
 もし、写真を撮られたくない人は、サングラスや、マスクや、超濃いメイクなんかで、楽しく自衛をしましょう。
 撮らないで!ではなくて、誰かわからんけどスゴイ!となれば楽しいと思いますよ。

パレードに行ってみたいけど、まずは、日本から…
という方は、直近は、福岡でパレードがありますよっ・v・
福岡レインボーパレードのHPはこちら
11月16日(日)ですね♪

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缶バッチ作成しました。

缶バッチを作成しました。
にじいろらいとshopで購入していただけます。

全13種類。
[価格]
ふつうサイズ(Φ32mm) 150円/個 (イマツケ割で 100円)
大きいサイズ(Φ44mm) 200円/個 (イマツケ割で 150円)

で販売しています。

イマツケ割とは…
その場ですぐに、カバンなどにつけていただける方には、50円引きで販売しています。多くの人に見ていただきたいなと思っているので、このような割引をしています。イマツケ割を適応しますと、ふつうサイズは100円、大きいサイズは150円で購入していただけます。
なかなか、僕に会えないという声もあろうかと思いますが、そこはなんとか…^^;

期間限定SNS割 2014年5月6日まで
缶バッチをその場でつけて、SNSで缶バッチそのものか、このページを広めてくれたら、その缶バッチをプレゼントします。Twitter、Facebookなんでもかまいません。おひとり様につき、1つ限定です。

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収益は、にじいろらいとの運営費に使われます。
ごく少量しか作っていませんので、欲しいものがありましたら、お早めにどうぞ。
※なお、現在、Web上でお買いいただけるようなシステムにはしていません…
要望があれば、個別に対応いたします^^

にじいろらいとshopで購入していただけます。

イラストは友達のもすくん(フリーイラスト素材『パンコス』)のもの。
LGBT関連以外のイラストも、可愛いものがたくさんあります。

缶バッチをデザインをするにあたって、何か言葉を載せたいな、と思い…
それぞれの缶バッチに短いことばをのせています。
ポジティブに、でも、難しい言葉や長いセンテンスを使わなくて、人に伝えるにはどうしたらよいか。
缶バッチだとスペースも限られているから、なるべく短いもの。
そして、インパクトのあることば。
「あ、そうか」とすっとなることば。
電車で、ふとこの缶バッチをみて、隠して生きている人が、ほっこりするような、そんなことば。
悩んで生きている人が、「あ、ゲイでもいいんだ」「あ、トランスジェンダーでもいいんだ」と思えることば。
つけていても、ばかにされないような強いことば。
興味のない人にも、関心をもってもらえるきっかけになることば。
でも、当事者にとっても間違っていないことば。
そんなことばにしたつもりです。
そんなことばになっていたらいいな。

 

缶バッチ詳細

「だって、好きだもの。」 -ふつうサイズ(Φ32mm)-
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だって、同性が好きだもの。
だって、男も女も好きだもの。
自分では、抗えないし、好きなものは好き。
それは、悪いことではないし、自然なこと。

生物学的に変だ、気持ち悪い、育て方が悪かったのかな?と、周囲からは、いろんなことを言われます。
でも、そういう批判をすべて、「だって、好きだもの。」一言で、返せる気がしませんか?

「しっくりくるカラダが 欲しいだけ。」-ふつうサイズ(Φ32mm)
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カラダの性別とココロの性別が一致しない人のことをトランスジェンダーといいます。
一般的には、「なぜか、カラダの性別を変えたいと思っている変な」人と思われているふしがあります。
でも、当事者たちはむしろ、「なんで、カラダが違うんだろ」と悩んでいます。
“手術してカラダを変えたい!”というと、「親からもらったカラダにメスを入れて…云々」、だったり、「精神的におかしい」、みたいなことを言われますが…
しっくりくるカラダが、欲しいだけなんだけどな、というのが、当事者の思っていることなのかな、という気がするんです。

「LGBTの味方だよ♪」-ふつうサイズ(Φ32mm)
「私は、LGBTを応援します」-ふつうサイズ(Φ32mm)
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友達にLGBTがいる、家族にLGBTがいる人へ
何かしたいけれど、何ができるんだろう。
そんな風に思っている人につけてほしいもの。
通勤の電車内で、興味をもってくれる人がいる。
通学のバスの中で、ふと目にして救われる人もいる。
LGBTの味方だよ♪、と言いつづけるあなたの行動で、少しずつ、変わっていきます。

クローゼットな当事者の人へ
周りにはLGBTだとかくしている。
でも、何かできるんなら、したいと思っている。
よければ、LGBTフレンドリーなあなたを装ってみませんか?

「迷ったらいい。決めなくてもいい。」-ふつうサイズ(Φ32mm)
「着たい服を、着たいから。」-ふつうサイズ(Φ32mm)
「恋や愛ってうるさいわ。」-ふつうサイズ(Φ32mm)
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「迷ったらいい。決めなくてもいい。」
自分が、男性なのか、女性なのか、どちらでもないのか。
好きになるのは、男性なのか、女性なのか、どちらでもないのか、好きにならないのか。
…そんなことが、わからない人もいます。
迷ってもいいし、決めなくてもいいと、僕も中学のときに誰かに言われたかった。

「着たい服を、着たいから。」
カラダの性別を変えたいわけではなく、ただ、異性の服装を着たいという人もいます。
なんら悪いことはしていない。
着たい服を、着たいだけです。

「恋や愛ってうるさいわ。」
恋愛をしない人もいます。
性的な行為をしたいと思わない人もいます。
恋や愛って、最近、ちょっとうるさすぎませんか?

「明日を、生きられるくらいには。」-大きいサイズ(Φ44mm)
「かみんぐあうと、かもん」-大きいサイズ(Φ44mm)
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「明日を、生きられるくらいには。」
イラストをかいてくれた、もすくんのことば。
LGBTだというだけで捕まったり、殴られたり、死刑になる国があります。
明日を、生きられるくらいには、LGBTのことが認められる世界であってほしいなと思います。

「かみんぐあうと、かもん」
カミングアウトは、しなければならないものではありません。
当事者の中でも、カミングアウトしている人もいれば、していない人もいます。
しなくても平気という人もいます。
でも、大切な友達や家族にカミングアウトできたらなぁ、と悩んでいる人はたくさんいます。
あなたが、「かみんぐあうと、かもん」、と普段から言ってくれていたら、ずいぶんと言いやすくなります。

LGBTフレンドリースコア

2014年日本版 LGBTフレンドリーな企業とそうでもない企業


source: “東洋経済CSRデータeBook2014 ダイバーシティ推進編”, “CSR東洋経済ブログ”


[データ概要]

上場企業がほとんどですが、上場していない有名企業も含まれるデータです。
データ数は、1210社。

[質問項目]
東洋経済さまが、CSRデータの一部として、LGBTに関する2つの項目を、調査したものがあったので、利用し、わかりやすくまとめました。
利用可能だった2つの質問項目は以下の通り。
・LGBTに対する基本方針(権利の尊重や差別の禁止など)の有無について
 1. 有 2. 無
・CSR調査でLGBTに関する何らかの取り組みを行っているかどうか
 1. 行っている 2. 行っていない 3. 今後予定 4. その他

[LGBTフレンドリーさの指標の作り方]
2つの質問の結果…
基本方針「有」で、かつ、取り組みを「行っている場合」   → ◎
基本方針「有」か、または、取り組みを「行っている場合」 → ○
基本方針「無」で、かつ、取り組みを「行っていない」「今後予定」「その他」 → ×
にしています。
◎と○であれば、まずまず。×は、何もやっていない状況を示しています。


[利用のてびき]

各項目の右下をクリックし、フィルターを押すと、興味のある分類のみ見ることができます。
「小売業で、どの企業がLGBTフレンドリーなのか」といった内容を調べたい際にご利用ください。

[注意点]
基本方針が「ある」としても、その基本方針には大きな差がある可能性があります。
取り組みを「行ってい」ても、取り組みの内容や頻度、規模には大きな差があります。
この数値は、絶対的なものではありません。
※ 何かデータなどにミスがありましたら、お知らせください。

[コメント]
アメリカやイギリスでは、各種団体により、LGBTフレンドリーかどうかを定量的に評価して、毎年発表されています。
LGBTやアライ(LGBTではないが、LGBTを支持している人)の消費は、LGBTフレンドリーさがどのぐらいかというスコアにより左右され、それゆえ、企業は努力をして、LGBTに対するCSRを行わなければならない状況になっています。
国によっては、トップマネジメントのホモフォビックな発言によりバッシングやボイコットに発展することもあります。
そのぐらい、LGBTの権利は重要であるとみなす風潮が人々の間で出来上がっています。

しかし、日本では、多くの企業はまだ動こうとしていません。
1割程度の企業しか、はじめていません。
これを改善するには、みんな一人一人の力が必要です。
何か購入されるときに、機能や価格で選ぶことも大切ですが、どっちも同じようなもんだよなー、という商品なんかのときには、LGBTに関して、何かやっているのか?という視点で、商品を選んでみてください。
もし、周囲の人に「LGBTのためになんかできることないかな?」と言われたら…
(カミングアウトした後などは、言われることがあります)
「LGBTフレンドリーの企業の商品をなるべく買ってね!」と言ってください。
草の根レベルの運動と合わせて、大企業が変われば、日本の社会は急速に変わるのではないかな、と思っています。

今回作成した、日本企業のLGBTフレンドリースコアは、質問項目が少ないため、海外のように100点満点で評価することはできていませんが…
今後、より詳細なデータが得られるようになれば、もっと影響力のあるスコアになると思います。

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大阪府内の小学校6年生に多様な性に関する授業をしてきました。

大阪府内の小学校6年生に行ってきました。

少し早く着いたので、近くのライフというお店で、おもしろいものはないかな、と探索。
子ども用の靴売り場…
女の子用は、淡いピンクや淡いブルーの靴。
男の子用は、はっきりとした色相。
彩度と明度に違いが見られました。
もしかしたら、性差というものは、確かに存在して、性差によって好みの傾向はあるのかも知れないですが…
男の子でも、淡いピンクが好きだっていいし、女の子だって、かっこいいものでいいのに…。
そういう子たちは救われないだろうな、と思います。
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あとは、マネキンのポーズ。
これが女性のポーズ。
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こちらが男性。
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それと、これはよくわからなかったのですが…
小学生の赤白帽にも、男女の区別があるよう…。
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作りが違うのですが、なぜ、この違いが必要なのかちょっとわかりませんでした。
ココロの性とカラダの性が一致している人は、「なんで、そんなことでいちいちうるさく言うの?」と思ってしまいます。
(ちなみに僕も、ココロ=男、カラダ=男なので、一致しています。)
でも、ココロとカラダが一致しない人だと、いちいち、必要性の少ないところで男女を意識させられるのは、疲れるんですよね。
帽子一つ買うときにも、「お前は、男なんだー!」と言われているようで…。
赤白帽については、なぜ男女差があるのか、わからないので、ご存じの方は教えてくださいね^^

時間つぶしではあるのですが、こういうのは、ネタ探しだったりもします。
「さっき学校の近くの○○行っててんけどさぁ~、マネキンがね~…」と話し始めると、すごく親近感がわくわけです・v・
ふだん、自分がみてもなんとも思わないもので、苦しくなる人や違和感を覚える人がいることが身近な例で納得できるわけです。

そして、
事前授業をしてくれた先生と、打ち合わせ。
生物の先生だったこともあり、生物に関する多様な性については僕よりもうんと詳しくお話していただいていたようでした。
事前学習では…
・生物の性は本当に多様であること。
・4つの性のものさしを使うと、わかりやすく考えられること。(カラダ・ココロ・ふるまい/しぐさ・好きになる)
・マツコデラックスさんと、はるな愛さんの違い(トランスジェンダーとゲイの違い)
といった、項目について、きちんと説明されているようでした。

そして、午後から実際に授業。
今回は、僕と、もう一人(FtXで、ポリガミー)の人で参加しました。
僕らも、性を考える4つのものさしで自己紹介をして、そのあと、
・いつから、ゲイだと気付いたのか?
・20人に1人ぐらいいるんだよ、という話
・LGBTとそれ以外のマイノリティ
・どういうところで困るか。
・本当に関係ない話?お父さんがある日お母さんになっているかも。

などなど、難しくならないようにお話しました。
僕と、マツコ・デラックスさんは、カテゴリー的には、ゲイだから一緒なんだよーという話をしたら、「えー!?」とどよめいたり…
どう思う?と聞くと、すかさず反応がくるなど、すごく元気な子どもたちでした。
45分の授業はあっという間。
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こんな感じでした。

最後に、子どもたちから、匿名で感想をいただいたので、少しだけ紹介します。
話しを聞く”前”と”後”でどうだったか、イメージが変わったかなど聞いています。

:LGBTの人は、めっちゃゲイとか、めっちゃレズなのかと思っていた。
:見た目にも、ふるまいもふつうだったから、LGBTが分からなかったので、知らない間に
人を傷つけてるかもしれないと思った。
※「レズ」は、原文通りです。レズビアンと使用した方がよいです^^

:見たこともない人かなと思った。
:あんがいふつうの人だった。

:ゲイは、マツコデラックスみたいなイメージだった。
:ぜんぜんイメージがかわった。

これ、子どもの感想なのですが…
講演をした後の大人の感想もそんなに変わらないのかな、と思います。
僕は伝え方は変えますが、伝えたいなと思っているメッセージは大人でも子どもでも変えません。

LGBTについての研修は、随時行っています。
僕も入っているLGBTのスピーカー(研修を行う人)のメーリスがありますので、ゲイ以外の人に来てほしいなど、他の講師にお願いすることも可能です。
一般的には、2名のLGBTで行くことが多いですが、3名や4名など、可能な限り対応いたします。
もし興味・関心があれば、お問い合わせください。
また、スピーカーに興味のある方も、どうぞお問い合わせください。

にじいろめがね おひるのセクマイ勉強会11/21

テーマ:「LGBTからそうじゃない人への聞いてみたいこと、
そうじゃない人からLGBTの人へ聞いてみたいこと」

今日は、テーマの通り、LGBTの人とそうじゃない人が相互に質問を行い…お互いがどう思っているのか、について話しました。
カミングアウトの話や、普段の生活での話など、多様な話題が飛び交いました。
(という割にレジメの分量が少ないのは、僕がちゃんとメモしてなかったからです、すみません。)
11月21日のまとめはこちら → 20131121_にじいろめがね_まとめ.pdf
個人が特定できるような情報は極力出さないようにしています。

にじいろめがねの説明についてはこちら